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箕面山麓の「中央公園」の“構想図”を提案! 〜 大宮寺の森の会

 投稿者:山麓広報センター  投稿日:2009年11月 7日(土)17時34分10秒
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  ★ 市民組織が意欲的な提案

 箕面市中部の山麓の鎮守の森(大宮寺の森)の見守り活動などをしている市民組織「大宮寺の森の会」(代表大原さん)が、大宮寺の森を含む山すそに予定されている「中央公園」(都市計画公園)の整備イメージを“構想図”にまとめ提案しています【写真・上】。

 この公園の予定地は東西約1km・南北60〜300mで、面積は12.8haです。
 山間部の「国定公園」や滝のある「箕面公園」を別格とすれば、箕面市の市街地部では最も大きな公園となります。

 予定地一帯には、ため池(主なものは7つ)や樹林におおわれた里山が広がり、自然豊かな“水と緑の場”となっています。

 提案されている“構想図”では、現況の特性に応じて「森の公園」+「竹の公園」+「水の公園」の3ゾーンに分けています。
 また、「森の体験」「自然観察」「自然や都市の眺めの場」など、公園の利用方向も提案し、全体として意欲的なものとなっています。

★ 歴史文化にも注目、“歴史と自然にふれあい、伝統行事に親しむ回廊式公園”を呼びかけ

 公園予定地と周辺は“歴史文化”も豊かで、地元の民俗行事で夏の火祭「まんどろ」や、「太鼓念仏講」(大阪府無形文化財)が行われています。
 さらに隣接地には、山林所有者(農家)と市民との協働で整備された「とんど山桜園」があり、やはり民俗行事である春の野遊び「めんぎょう」が復活されつつあります。
 予定地内の大宮寺の森は「為那都比売(いなつひめ)をまつっていた神社」跡で、周囲には神話にちなむ「医王岩」、旧大宮寺の薬師堂だった「薬師寺」、地元の人々が親しむ「白姫神社」や「愛宕山(あたごやま)」などがあります。

 こうしたことから、同会は「中央公園」のキャッチフレーズとして、自然とともに歴史文化を活かして散策や学習などが楽しめる“歴史と自然にふれあい、伝統行事に親しむ回廊式公園”を掲げています。

★ 全市民的なコンセンサスへ向けて−公園予定地の散策なども

 こうした同会の提案は、まだ市民・山林所有者・行政など全体的なコンセンサスを十分に得たものではありませんし、グラウンド整備などを伴う従来の都市公園のイメージとは大きく異なりますが、山すその自然と歴史文化をそのまま活用するもので、造成工事費用などが少なくてすむという面を含めて、多くの市民の共感を呼ぶとみられます。

 なお、公園を含む市のみどりの取組にかかわる「箕面市みどりの基本計画」(平成16年(2004)8月。現在、見直し中)では、中央公園など「大規模な公園づくりを行う場合」は計画づくりや維持管理について市民参加で行う「しくみ」を検討するとした上で、「基本的に今あるみどりや地形を活かしながら整備」するとしており、今回の提案はこの趣旨を具体に1歩進めたものともみられます。

 「中央公園」予定地の西側の5haほどは既に市有地ですが、残りは民有地で用地購入費など財政上の理由などから公園整備が遅れています。
 こうした中、行政や市民の間で財政面を何とか乗り越えて「中央公園」の整備を進める工夫はできないかとの議論が始まっています。

 この提案は、11/1の“みどりフェア”を契機に始まった同会のパネル展(みのお市民活動センター)で9日まで展示されています。

 さらに、多くの市民に現地を知ってもらおうと、「中央公園予定地を歩こう〜森とため池の散策」の催しが、この11/20(金)の午前に開かれます。
 ☆ 主催:みのお山麓と中央公園を考える市民の会
 ☆ 集合:山麓線白島西交差点/午前10時
 ☆ 参加費:100円
 ☆ 問合せ=TEL080−5366−7459(大原さん)

【写真・上】箕面市中部の山すその「中央公園」の“構想図”(大宮寺の森の会提案/同会のパネル展で撮影)。

【写真・下】中央公園予定地である「大宮寺の森」(正面)と普請(ふしん)池(手前)、及びそれらに隣接する薬師寺(右側)〜自然と歴史が調和した風景ですね。
 (※ マウスで画面をクリックすると、大きくなります)
 
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